ライナーが昔を思い出すシーンがたまらなく好き。100回見えてもいい。<進撃の巨人23巻>

進撃の巨人23巻読みましたが、心理描写がすばらしい。敵味方に分かれてしまった昔の仲間のことをライナーが話すシーン。戦争が続いて暗い気持ちでいたライナー。あいつらは悪魔だったんだろと、いまの味方(家族)に尋ねられたライナーは一瞬きょとんとした目をする。そしてまわりに気づかれないように、にやっと笑う。楽しかった想い出を思い出したのだ。上官に怒られながら芋を食べていたサシャ、間抜けで愛らしいコニー、我の強いジャン、突っ走るエレン。。そして、ハッと現実に戻り、真面目で、でも少しだけ思い出により穏やかになった顔で「そう、地獄だった」と家族に回答する。
ちなみに進撃の巨人の心理描写のうまさは、岡田斗司夫の説明に詳しいので、興味のある方は彼のホームページ(ニコニコ動画)で見られることをお勧めします。