グレートギャツビー
村上春樹を初めて読んだのは18歳。羊三部作にハマり、そのあと読んだノルウェイの森で主要キャラが、僕は時代の荒波を越えた本しか読まないんだ。グレートギャツビーのようにね。というようなセリフに興味を持って、手にとってみたが、当時翻訳本が苦手だったことも途中で挫折。その後も数年に何回かチャレンジするも挫折。40を超えて何度目かわからないが手に取り初めて読了。正直、村上春樹が世界一の小説と認めるこの本の価値はまだ分からない。しかし将来、分かるようになるのを楽しみに、読書とリアル人生経験を積んでいきたい。
グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー) https://www.amazon.co.jp/dp/4124035047/ref=cm_sw_r_cp_api_9sZCzbKB1KKYD
アラフォーからのロードバイク
アラフォーからのロードバイクが実用的で面白かったのでメモ。
https://www.amazon.co.jp/dp/4797367520/ref=cm_sw_r_cp_awdb_QKXCzbBZ1VTFR
●自転車の仕組み。カスタマイズ
・ホイールのカスタマイズが一番効率が良い。剛性、軽さ、回転力、空気抵抗
・カーボンは地面の凹凸を吸収。アルミフレームでもフロントフォークのみカーボンというモデルはコスパがよい。
●メンテ
・走ったその日に乾拭き。とくにチェーン。オイルはつけすぎると汚れを付着させるので余計に汚れる。
●フォーム
・ハンドルに体重を預けて背中が反る姿勢はダメ。腹筋に力を入れ骨盤を立てて背中は丸める前傾姿勢がマル。
・申し訳ありません〜腕ダラーン
・小指と薬指でハンドルを挟むようにすれば腕に力を入れられないので体重をサドルに乗せるようになり、体幹を鍛えるトレーニングとなる。
・前傾姿勢が必要な理由は3つ。1.空気抵抗、2.曲がるときなど荷重移動のしやすさ、3.ペダリングに必要な筋肉を効率的に動かすため。3つ目が一番大事で、ペダルを踏む時には、太ももの裏のハムストリング、おしりの大臀筋、脇の腹直筋を伸ばすが、前傾姿勢だとこれらの筋肉をじゅうぶん伸ばす前に、しっかり縮めることができる。
・腹直筋をリラックスさせると前傾姿勢をとりやすい。※ここはイマイチわからん。
・フロントギアは単独変更しない。アウターからインナーに変えるときは同時にリアも2、3枚重くする。
・足はラクにして脇の下でこげ
・足を踏み込むときはカカトを下げないようにする。つま先に一点集中
僕のジロ・デ・イタリア
僕のジロ・デ・イタリアが面白い。ツールドフランスと並ぶ三大グランツールの1つであるジロ・デ・イタリアを完走したは日本人のジロ完走記。チーム自体は弱小なので、総合優勝を狙うための作戦とかはないんだけど、ジロには足切りがあるみたいで、そうならないように途中の集団にうまく入ったりとか。総合優勝は狙わないけど、チームのエースの山岳賞狙いをサポートする話とか。単にトレインで風除けになるだけでなく、エースの山岳賞のライバルとなる選手の逃げを潰すための作戦とか。いま、ちょうどツールドフランスをやってるから、その裏側を知るための本としても楽しい。あとはこの本がブログをベースとしているせいか、文章が軽やかで良い。本人自体も軽やか合理的な印象。3時間くらいで読めた。
僕のジロ・デ・イタリア https://www.amazon.co.jp/dp/4487810671/ref=cm_sw_r_cp_api_EAXCzbJMXCKSA
自転車シェアリング使ってみた
都内で最近よく見かけるようになった赤いシェアリング自転車に乗ってみたのでレポートします。
利用方法ですが、まず、初めて利用する場合は、このサービスのホームページでメールアドレスやクレジットカードなど利用者登録が必要です。これは10分程度でしょうか。次に実際に乗る自転車置き場所と自転車のIDを選択し、利用登録をします。IDは自転車に物理的に書いてあります。すると登録しておいたメールアドレスに4桁コードが送られてくるのでそれを自転車に設置されてあるタッチキーボードに入力すると施錠が外れます。
これで自転車に乗れるようになります。自転車のスペックですが、重さは30キロ程度でしょうか。普段、僕はロードバイクに乗っているのですが、それに比べるとはるかに重いです。とはいえ電動仕掛けになっているのかそんな乗り心地は悪くないです。ちなみにギアも三段ついています。
都心を走ると同じように赤い自転車に乗った仲間がちらほらいます。ビジネスマンが多いですね。同士という感じです。いつものロードと同じように車道で走りますが特に問題なしです。立ち漕ぎもできます。
目的地の自転車置き場に着いてたら自転車を手動で施錠すると返却完了です。手動で施錠というのがマニュアルを見ても分からなかったのでコールセンターに電話して説明を受けたところ、後輪についてある輪っかの鍵でした。ママチャリについてるやつですね。
料金ですが、都度ベースの支払いコースだと一回30分で150円、延長30分ごとに100円です。そのほかにも1日フリーパス権などもありました。僕の場合はお台場から東京駅まで45分くらいかかったので250円でしょうか。支払いは僕の場合はクレジットカードでの引き落としでしたがSuicaなどICカードも使えるようです。
なお、自転車置き場と自転車はどのくらいあるかというと、正確な数はわかりませんがグーグルマップで見ると東京の地図が設置場所のアイコンで埋まる感じくらいです。
希望としてはロードとまでは言わないけどクロスバイクくらいの自転車が欲しいことかなあ。あと利用シーンによりますが、夏は汗だくになりそうですね。まあでも何にせよ自転車は楽しいのでまた利用してみたいですね。
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自転車活用研究会レポート2017.4.7
自転車活用研究会のセミナーに出席したのでメモがてらレポートします。
自転車活用研究会とは、ヨーロッパのように自転車が交通手段として発展させるにはどうすればいいかを検討して、実際に活動もしている団体。数年前、「自転車が街を変える」(https://www.amazon.co.jp/自転車が街を変える-集英社新書-秋山-岳志/dp/408720670X)という本を読み、ヨーロッパで自転車の街乗りが快適ということを知って自転車と街つくりについて興味を持ちました。その団体のメルマガはとっていたのですが、実際どんな活動をしているのかを知りたくてセミナーに参加してみました。ちなみに時間は平日18:30-20:30で、参加費は1000円でした。(僕は団体の非会員だったのでこの価格でしたが会員になると500円です)
では今回のセミナーの内容を紹介します。筑波大学の道路行政を研究している教授がプレゼンされました。プレゼンの主旨は、日本をヨーロッパのような自転車社会にしようとしても道路事情が異なるので単純に真似をしてもダメ。狭い日本の道路では、自動車に遠慮してもらうような仕組みにすべきということです。
ヨーロッパでは、自転車専用レーンや街中の広い駐車場など自転車のインフラが充実しています。そのため、日本でも自転車専用レーンを設置しようと試みていますが、なかなか進まないという現状があります。ちなみに、自転車専用レーンには歩道のような大掛かりなものや車道に白線を引いた簡易的なものがあります。設置が進まないのも当たり前で、日本はヨーロッパに比べて道路が狭く、専用レーンを作るのは難しいとのこと。日本とヨーロッパの街並みを上空から撮った写真を見せていただきましたが日本は道路は狭すぎて見えなかったですね。
そこで提案されるのは、街中の狭い道路道路については、自動車、歩行者、自転車、乳母車など利用者でシェアするという考え方。あえて専用レーンを作らないことで(それどころか歩道も作らない!)、強い立場である自動車側に遠慮してもらう意識になる、ということです。出雲大社の神門通りなど実際にこのモデルで成功しているところがあるとのことです。http://ysdyt.net/?p=596
セミナーの雰囲気ですが、参加者は50人くらいで、大半が40才以上の紳士的な男性。懇親会もありましたが今回は参加しませんでした。ちょっと面白そうなので次回も行ってみようと思います。